CBD・CBNの肺に対するリスクを解説!

CBDやCBNは不眠や鎮痛作用、ストレスの緩和、心身がリラックスできると評判です。
また、皮膚のトラブル改善やアンチエイジング、タバコのニコチン中毒症状にも効き目がある可能性があり、世界中で研究されています。
CBDを含む製品もいろいろと販売されています。
CBDオイルや電子タバコ用のリキッド、飴やグミなどのおやつに加え、カプセルやサプリで取り入れる方も多いでしょう。
中でもCBDリキッドを使用する電子タバコは、煙を吸い込むため肺の毛細血管から直接体内に吸収されます。
そのため、さまざまなCBD製品の中でも早い効果を感じることができます。
ただし、肺にCBDの煙を吸い込むことになるため、肺へのリスクが心配です。
今回はCBDを吸引したときに考えられる肺へのリスクなどを解説します。
CBD・CBNをVAPEで吸引するときに考えられる肺へのリスク

CBDやCBNを吸引すると肺に直接煙が入ることになります。
CBDやCBNを吸引した場合には、どのようなリスクがあるのかを詳しく解説します。
CBD・CBN自体は安全性が認められている
CBDとは大麻草から抽出される成分「カンナビノイド」のひとつ「カンナビジオール」の略です。
「大麻」と聞くと法律で規制されているのではと心配になりますが、大麻草には100種類以上のカンナビノイドが含まれていて、規制されているのはTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。
CBDとTHCは成分が違うため、合法です。
CBDは依存性があり精神活性作用が高い薬物「THC」とは違い、安全だと世界保健機関(WHO)にも認められています。
CBNも「カンナビノイド」のひとつで「カンナビノール」の略です。
CBDは大麻草の種子・茎から抽出されるのに対し、CBNはTHCから抽出されます。
ただし、THCを分解してできる成分なので違法ではありません。
CBDと比べると少し精神への作用があり、より鎮痛・睡眠作用に効果が高いです。
しかし、CBNは抽出量が少なく希少です。
CBD・CBNとも大麻草から抽出されますが、違法薬物の「大麻」の成分とは違うため、安全です。
ただ、どんな「煙」であっても肺に入れると刺激を感じます。
成分は安全ですが、肺へのリスクは多少あるでしょう。
CBD・CBNの成分以外で考えられる肺へのリスク
CBDのリキッドを吸引した場合、CBD成分以外で肺に影響を与える可能性もあります。
CBDリキッドに有害物質が混入している
大麻草から抽出されるCBDは、日本では規制があるため生産できません。
どの製品であっても原料は海外から輸入されたものになります。
CBDリキッドも海外製だと粗悪で品質の悪い商品もあります。
安価な商品だと有害物質が混入している可能性もあるでしょう。
デバイスの方に問題がある
CBDリキッドは加熱して水蒸気を吸います。
加熱するということは、デバイスの成分が溶け出すことも考えられます。
デバイスの成分がどの程度溶け出すというのは、期間もあるため現時点では判明していません。
できるだけ安全性の高いリキッドとデバイスを使うことの方が重要
粗悪で品質の悪いリキッド製品やデバイスなどを使用すると、肺へのリスクも高まる可能性があります。
やはり安全性の高い商品を使用するのがおすすめです。
下記にオンラインで購入できる安全性の高い商品をご紹介しますので、参考にしてください。
Cannatech(キャナテック)

キャナテックのリキッドは原料の輸入・製造販売までとことん品質にこだわっています。
不純物を取り除き有効成分をそのまま残し、THCは完全に除去されています。
中間コストもカットしているため、価格も求めやすいでしょう。
PharmaHemp(ファーマヘンプ)

有限会社Fuji Highが販売しているファーマンヘンプ社のリキッドは、アメリカFDAのGMP認証を取得しています。
2017年より厚労省や税関から輸入許可を受け、国の許可を得た商品を販売しているため、安全で安心です。
老舗メーカーのCBDを体感してみてください。
CBD・CBNの肺がんと肺炎に関する研究結果まとめ

CBD・CBNが肺がんや肺炎のリスクがあるのか研究結果を調べまとめました。
CBD・CBNの肺がんへの影響に関する研究結果
大麻草から抽出されるカンナビノイドはとても多く100種類以上あり、その中の数種類が現在研究されています。
CBDには、鎮痛、抗不安、抗うつ、抗炎症などの作用があるのがわかっています。
現在、動物やがん細胞を用いて研究した結果では、CBDには抗がん作用がある言われています。
人に対しては、肺がんの男性に対してCBDを用いたところ、がん細胞が縮小したと報告されてはいますが、他の薬の影響があった可能性もあるため、CBDが有効だったとは言えません。
ただし、抗がん剤や放射線による治療は、吐き気や食欲不振などの副作用があります。
また、病気に対して不安になったり鬱状態になったりと精神にも影響がでます。
CBDはそれら精神症状や吐き気などの副作用の改善に期待できるでしょう。
CBD・CBNの肺炎への影響に関する研究結果
肺炎の原因は菌やウイルスです。
数が多いのですが、CBDは肺炎球菌に対して抗菌効果が認められています。
また、CBDは気管支拡張作用があるため、肺機能そのものを向上させると言われています。
CBDには抗炎症・鎮痛作用があるため、肺炎の症状を緩和させるでしょう。
呼吸機能を向上することで、肺炎が重症化することを予防できると報告されています。
大麻の成分を分解できず肺に溜まる可能性はある
CBDの服用量による副作用や他の薬との相互作用についてはまだわかっていません。
大麻の成分が分解できずに肺に溜まる可能性も否定できません。
できるだけ、純粋なCBDを吸引するようにしてください。
CBD・CBNリキッドの安全性について未だ解明していないことも多い
CBDが肺がんや肺炎に与える研究結果をまとめましたが、あくまでも一部の研究結果です。
安全性についてはまだ解明していないことも多く、必ず有効であるとは言えません。
自分で判断せずに、必ず医師に相談し指示に従うようにしてください。
CBD・CBNリキッドで肺が痛いと感じたときの対処法

CBDやCBNを吸引した場合、肺や喉が痛いと感じる方もいます。
肺が痛くなった場合の対処法をご紹介しますので、参考にしてください。
慌てずゆっくり吸う
CBDを吸って肺が痛くなったりむせたりするのは、煙の刺激を感じていることが多いです。
特に喉や気管支の粘膜がもともと弱い方は、より刺激を感じてしまうでしょう。
一気に煙をたくさん吸い込むのではなく、少しづつゆっくりと吸うようにすると、痛みも出にくくなります。
また、喉が乾燥していると痛みも出やすいです。
こまめに水分をとり喉を潤すようにしましょう。
ただし、リキッドにはCBD以外の添加物が含まれています。
もし、他のリキッドに変更しても痛みを感じるのであれば、添加物が合わない可能性もあるでしょう。
無理せずに吸引するのはやめてください。
専用のデバイスを使う
デバイスもさまざまな商品が販売されていますが、CBDリキッドを吸う場合は専用のデバイスを使用してください。
また、爆煙タイプと呼ばれるものは、CBDには向いていません。
CBDリキッドが気かするための最適な温度は「160~180℃」です。
温度が設定できる最適なデバイスでCBDリキッドを楽しみましょう。
CBD・CBNの肺への影響はリキッドとデバイス選びが鍵を握る!

CBD・CBNは肺に影響があるのかを解説しました。
研究結果も報告されていますが、まだ絶対ではありません。
肺へのリスクを軽減するためにも、品質の高いリキッドと専用のデバイスで吸引するのがおすすめです。