大阪に年齢確認なしで入れるシーシャのお店は存在するのか調査!

シーシャは水パイプを使用して煙を吸って楽しむ喫煙具の一種です。
国内にはたくさんのシーシャ屋がありますが、入店時には年齢確認が必要となっています。
未成年でも年齢確認なしで入店できるシーシャ屋はあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、大阪で年齢確認せずに入れるシーシャのお店が存在するのか徹底調査しました。
シーシャに興味のある未成年の方、大阪周辺のシーシャ店の利用を考えている方はぜひ参考にしてください。
大阪に年齢確認なしで入れるシーシャのお店はある?

大阪には年齢確認なしで入店可能なシーシャ屋は存在するのでしょうか。
ここでは、年齢確認なしで済むシーシャ屋はあるのかどうか、年齢確認で必要な身分証について解説していきます。
「未成年だけどシーシャのお店に行ってみたい」と考えている方は事前にチェックしておきましょう。
年齢確認をしないシーシャのお店は存在しない
結論から言うと、年齢確認なしで入れるシーシャ屋はありません。
大阪に限らず、国内どこのシーシャ屋でも年齢確認は必須です。
シーシャ屋に入店できるのは、満20歳以上であることが法律で定められています。
年齢確認は、未成年のみならず成人のお客さんに対しても実施しているお店がほとんどのようです。
入店の際に身分証の提示を求められる
シーシャ屋で年齢確認をするタイミングは入店時です。
年齢確認に必要な身分証を忘れてしまうと、お店に入れない場合があります。
成人の方でもシーシャ屋を利用する際は、身分証を必ず持ち歩くようにしましょう。
シーシャ屋での年齢確認に使える身分証
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 国民年金手帳
- 身体障害者手帳等各種福祉手帳
- 外国人登録証明書
- 印鑑登録証明書
- 外国人登録原票の写し
- 外国人登録原票の記載事項証明書
- 戸籍謄本・抄本
- 住民票の写し・住民上記載事項証明書
- その他官公庁発行書類等
シーシャ屋での年齢確認において認められる身分証は上記の通りです。
「その他官公庁発行書類等」に関しては氏名、住所、生年月日の記載があるものに限ります。
未成年がシーシャ屋に入るとどうなる?

未成年がシーシャ屋に入店するとどうなるのか、気になる方も多いでしょう。
ここでは、シーシャが法律上どのように扱われているのかについて詳しく解説していきます。
シーシャは法律上タバコとして扱われる
シーシャはタバコの葉を原料として使用しているため、法律上タバコと同じ扱いになっています。
日本でシーシャを吸えるのは満20歳からです。
未成年喫煙禁止法で定められており、タバコと同じく禁止されています。
未成年の喫煙は法律で禁止されている
法律上、満20歳未満の喫煙は禁止されています。
成長期である未成年は、成人と比べるとタバコによる影響を受けやすいといわれています。
タバコに含まれる有害物質を摂取することで、酸素不足に陥って脳の働きが低下することがあるそうです。
血中の酸素濃度が低下するために、疲れたり息切れしやすくなったりなど、十分な運動能力を発揮できない要因につながることもあります。
罪に問われるのはお店側
シーシャを満20歳未満に提供した場合、罰則が科されるのはシーシャを提供するお店側です。
未成年と知りながらタバコを販売した人は、50万円以下の罰金を支払わなければならないことが、未成年喫煙禁止法によって定められています。
満20歳未満の人に対してシーシャを提供するのを防止するために、お店側は入店時に年齢確認の措置をとっています。
ニコチンフリーなシーシャでも違法になるの?

シーシャを未成年に提供した場合、お店側が罪に問われることがわかりました。
「ニコチンフリーであれば未成年でも吸っていいのでは?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ニコチンフリーのシーシャを満20歳未満が吸うと違法になるのかについて具体的に解説します。
ニコチンフリーの安全面についても調査しました。
ニコチンフリーなシーシャでも未成年は禁止
シーシャにはニコチンが含まれていない、ニコチンフリーと呼ばれるフレーバーがあります。
ニコチンフリーのフレーバーはタバコの葉の代わりに、天然のフルーツやサトウキビの葉、茶葉などで作られているものです。
身体への影響を気にせず楽しめるフレーバーではありますが、ニコチンフリーだとしても未成年がシーシャを吸うのは禁じられています。
日本ではシーシャがタバコ代用品として扱われており、喫煙器具を使用することになるからです。
ニコチンやタールが含まれていないシーシャでも、満20歳以上になってから楽しみましょう。
VAPEやポケットシーシャなども未成年への販売は自粛されている
VAPEやポケットシーシャは、味や香料がついた水蒸気を吸引して楽しむ嗜好品です。
ニコチンやタールなどは含まれておらず、法律的には購入や使用が可能ですが、ほとんどの販売店では未成年への販売を自粛しています。
未成年の喫煙につながる恐れがある上に、何かしらのトラブルが発生した際には販売者側が罪に問われることが多いためです。
また、VAPEやポケットシーシャを買う時には原則として年齢確認が実施されるので、未成年の購入は難しいでしょう。
未成年へのたばこ製品の提供は喫煙につながると考えられている
20歳未満に対してタバコ製品を提供するのは、喫煙につながると考えています。
タバコ製品を取り扱う小売店やネットショップの場合、未成年への販売を防ぐために、年齢制限を設けているケースが大半です。
VAPEやポケットシーシャについては、タバコ製品に該当しませんが、周囲から見れば「ニコチンが入っているかどうか」について判別のしようがありません。
法律上は問題ないとされていても、周りの人々に「未成年が喫煙している」という誤解を与え、補導の対象となる可能性もあるのです。
VAPEやポケットシーシャにタバコのような害はありませんが、喫煙だと誤認されるケースを考えると、未成年は利用するべきでないといえます。
健康面でも安全が保証されていない
未成年は成長期であることから、心も身体も未熟なため健康を第一に考えることが重要です。
ポケットシーシャには身体に悪影響を与えるニコチンやタールが含まれていませんが、プロピレングリコールやグリセリンという食品添加物が使われています。
これらの成分を加熱し、肺に取り込んだ際の安全は保証されていないのが現状です。
大阪のシーシャは20歳になってから存分に楽しもう!

大阪には年齢確認なしで入れるシーシャ屋があるかどうか、未成年が入店したらどうなるのかについて解説しました。
大阪だけでなく、日本国内どこであってもシーシャ屋では年齢確認を実施しているため、未成年が入店することはできません。
成人と比べると未成年の方が、ニコチンやタールによる影響が大きいといわれており、満20歳未満の喫煙は法律でも禁じられています。
喫煙につながる恐れがあることから、ニコチンフリーだとしても、未成年への販売を自粛しているお店がほとんどです。
法律上タバコとして扱われ、健康面でも安全でないため、シーシャのお店は20歳になってから利用しましょう。