フレーバー(シーシャ)を自作する方法や失敗しないコツなどについて解説

自宅でシーシャを楽しむ方の中には、フレーバー代を節約したい、フレーバーの味の幅を広げたい、など悩んでいる方も多いです。
そこで今回は、シーシャフレーバーを自作する方法を紹介します。
また、自作フレーバーを作る際に失敗しないコツも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
フルーツを使ったシーシャのフレーバーを自作する方法

フルーツを使ったフレーバーは適度な甘さとスッキリ感もあり、人気が高いフレーバーの一つです。
今回は、フルーツを使ったシーシャフレーバーの作り方を紹介します。
自分好みのフレーバーにするためにも、お気に入りのフルーツを用意して作ってみましょう。
必要な材料
材料の紹介です
- タバコの葉
- 好きなフルーツ(リンゴ・イチゴ・グレープフルーツなど)
- ハチミツ
- グリセリン
- フードプロセッサー(なくても可)
シーシャのフレーバーの材料は、さほど多くありません。
フルーツは好みのフルーツを用意しましょう。
柑橘系フレーバーはむせやすいので、初心者の方はリンゴやイチゴなどがおすすめです。
フルーツフレーバーの作り方
シーシャフレーバーを自分で作ると聞くと、難しそう、面倒くさそうなど思う人も多いですが、基本の作り方はシンプルで簡単です。
初めてフレーバーを自作する方も気軽に作ってみましょう。
①タバコの葉をほぐす
用意するタバコの葉は、市販されている紙巻タバコで構いません。
紙巻タバコをハサミで切って中身を取り出します。
中の葉を取り出したら、細かくカットしましょう。
タバコの葉は、フレーバーをまとめる役割と、ニコチンやタールなどのタバコとしての機能を満たすために使います。
タバコの葉は、乾燥しているものを使用しましょう。
②タバコの葉を水に浸してニコチンを落とす
タバコの葉をカットしたら、30分ほど水に浸します。
この際、茶葉を入れるお茶パックがあれば、お茶パックにタバコの葉を入れましょう。
浸し終わった時にタバコの葉が取り出しやすくなります。
タバコの葉は水に浸すことで、ニコチンが落ちてタバコっぽさが和らぎ、煙が吸いやすくなります。
ニコチンが薄いのが好みの方は、水に浸す時間を長めにするといいでしょう。
30分以上浸す場合は、途中で水を交換して水が透明に近づくまで浸します。
浸し終わったらお茶パックに入れている場合は、そのまま絞って水分を取り除きます。
パックを使用せず、そのまま浸した方は葉っぱをこして水分を取り除きましょう。
③タバコの葉にはちみつを混ぜあわせる
水分を取り除いたタバコの葉に、はちみつ(市販の物でOK)を混ぜ合わせます。
はちみつとタバコ葉の割合は、はちみつが3タバコの葉が1の割合です。
④少量の水を加える
タバコの葉に、はちみつを加えて混ぜ合わせたら少量の水を加えてさらに混ぜます。
水の量は、普段使っているフレーバーの感覚に近づくぐらいがおすすめです。
⑤使用するフルーツを細かくカットする
次に好みのフルーツを細かくカットしていきます。
フードプロセッサーがある方は、そちらを使って細かくカットしましょう。
フードプロセッサーがない場合は、包丁でみじん切りにします。
好みのフルーツをミックスして作るのもおすすめです。
リンゴとイチゴ、モモとマンゴーなどオリジナルなフレーバーを作ってみましょう。
⑥カットしたフルーツをフライパンで熱して水分を飛ばす
カットしたフルーツの水分を飛ばすためにフライパンで熱します。
フルーツは焦がさないように中火で熱しましょう。
フルーツのカサが減って来たら、水分が飛んだ合図です。
⑦グリセリンを加える
フルーツの水分を飛ばしたあとは、フルーツの熱を冷ますためしばらく置いておきます。
フルーツの熱が取れたら、そこにグリセリンを加えましょう。
グリセリンは水分を吸収する性質があり、フルーツとタバコの葉の混合物をうまく結合させてくれます。
⑧タバコの葉とフルーツを混ぜ合わせる
フルーツとグリセリンを混ぜ合わせた物と、タバコの葉とはちみつを混ぜた物を一緒にして混ぜ合わせます。
フルーツとタバコの葉が均一になるようにしっかりと混ぜましょう。
フレーバーが乾燥気味であれば、はちみつを少し加えます。
普段使っているフレーバーに近づくと完成です。
自作フレーバーで失敗しないための3つのコツ

自作でフレーバーを作る方法を紹介しましたが、フレーバー作りにはちょっとしたコツが必要です。
ここからは自作フレーバーで失敗しないコツを解説していきます。
失敗しないコツを押さえて、自分好みの美味しいフレーバーを作りましょう。
はちみつとタバコの葉の割合は3:1
作り方の紹介でタバコの葉に、はちみつを混ぜあわせる際の割合を、はちみつが3タバコの葉が1と紹介しています。
この割合はシーシャフレーバーを作る時のセオリーとなっており、バランスが取れたフレーバーになる目安の割合です。
甘さが控えめが好きな方は、はちみつの量を減らして、はちみつを減らした分量のグリセリンを加えるといいでしょう。
フルーツは水分を飛ばしたあとに自然乾燥させると良い
使用するフルーツはフライパンで熱して水分を飛ばしますが、出来ればそのあと自然乾燥させて、しっかりとフルーツの水分を取り除きましょう。
フルーツの水分はシーシャの燃焼を妨げますので、時間に余裕がある方は、1日ほど自然乾燥させるのがおすすめです。
あまりグリセリンを入れすぎない
グリセリンは入れすぎると、シーシャで蒸らした際に煙が出づらくなります。
はちみつと同じ量を入れて、失敗してしまう人も多いです。
グリセリンの分量は、はちみつの量よりも少なくして、入れすぎに注意しましょう。
茶葉を使った自作フレーバーもおすすめ!

シーシャの健康への影響が気になる方は、タバコ葉の代わりに茶葉を使って自作フレーバーを作ってみてはいかがでしょうか。
本格的なフレーバーに慣れている方には物足りないかもしれませんが、香りを楽しむという点では茶葉フレーバーでも満足度は高いです。
また用意する材料も、お好みの茶葉とはちみつのみですので、家にある物で簡単に作れます。
茶葉のフレーバーは作り方も簡単です。
茶葉を細かく砕いて、はちみつと混ぜ合わせるだけで完成します。
はちみつは茶葉がまとまる程度の量がおすすめです。
はちみつが多すぎると、はちみつの香りが強すぎたり、フレーバーのボトルからベタベタと流れ出してしまいます。
使用する茶葉は、ほうじ茶やアールグレイがおすすめです。
香ばしい香りとスッキリした感覚で、コスパも良くスーパーで手に入り安いのもメリットですので、ぜひ試してみてください。
自分好みのフレーバー(シーシャ)を自作してみよう!

シーシャのフレーバーは、色々試したいけど価格が高い、フレーバーが切れてしまったけどすぐに手に入らない、シーシャ店が遠くて通えない、など悩む場面も多いです。
自宅でフレーバーを自作すればコスパも良く、また自分好みのフレーバーが作れます。
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、自作フレーバーの失敗しないコツを押さえて、オリジナルのフレーバーを作ってみてください。