シーシャ(水タバコ)の仕組み・原理とは?タバコとの比較や5つの魅力も!

シーシャ(水タバコ)の仕組みはどのようになっているのか、シーシャ(水タバコ)の原理やタバコとの比較を解説します。

良くないイメージのあるシーシャ(水タバコ)ですが、タバコより害が少なくリラックスできるなどメリットも大きいです。

 

シーシャの仕組みやタバコとの比較と魅力について解説

シーシャの仕組みやタバコとの比較と魅力について解説

イスラム圏の人々に人気の嗜好品であるシーシャ(水タバコ)は、中近東やエジプトでは「シーシャ」、トルコでは「ナルギレ」英語圏では「フーカー」と呼ばれています。

専用の器具を用いて吸うシーシャ(水タバコ)は、エキゾチックなイメージと紙巻タバコとは違った味わいを楽しめるため、近年日本でも人気です。

シーシャ(水タバコ)の仕組みや原理、紙巻タバコとの違いを解説します。

シーシャ(水タバコ)の仕組み・原理とは?

シーシャ(水タバコ)の器具をごになった方は、これでどうやってタバコを吸うのだろうと不思議に思うでしょう。

シーシャ(水タバコ)の原理や仕組み、構造やパーツの役割を解説します。

 

煙を水に通すことで濾過しつつ冷やす

シーシャ(水タバコ)の原理は、炭で熱したタバコの葉の煙が火皿から通り、ガラス瓶や陶器や金属の壺にためた水にくぐらせてホースで吸う仕組みとなっています。

煙が水を通り濾過しつつ多少冷えるので、紙巻タバコに比べると喉越しがよいのが特徴です。

ガラスや壺の大きさはさまざまで、一般的には60~80cm、小さなものなら30cm程度、大きなものになると1m以上にもなります。

 

シーシャ(水タバコ)の構造とパーツの役割

シーシャ(水タバコ)を吸うための器具は様々なパーツに分かれています。

それぞれの仕組みや役割を解説しますので、参考にしてください。

 

ヒートマネジメントシステム

ヒートマネジメントシステム(HMS)は、器具の一番上に乗せて使用します。

シーシャ(水タバコ)はその原理から「炭」を使いますが、炭からの熱を管理するためのパーツです。

以前はアルミホイルをかぶせてその上に炭を置く方法だったので、細かい熱管理が難しかったのですが、ヒートマネジメントシステム(HMS)を使用することで、空気の通り道が確保され、空気弁で空気の量を管理できるようになりました。

2013年頃から使用されていますが、各社さまざまなヒートマネジメントシステム(HMS)を発売しています。

主にロータス・ターキッシュリッド・アマポーストと3種類あり、それぞれ見た目や扱い方が異なります。

 

クレイトップ(ヘッド、ボウル、トップ)

クレイトップはトップヘッドやボウル、ハガルなどさまざまな呼び方がありますが、シーシャ(水タバコ)の一番上にあるフレーバーを入れるパーツです。

この上にヒートマネジメントシステム(HMS)を置き、フレーバーに熱を伝える仕組みです。

ヒートマネジメントシステム(HMS)を使用しない場合は、上をアルミホイルで包み込みアルミホイルの上に炭を乗せます。

シリコンや陶器、ガラス製のものが販売されていて形もさまざまです。

形の違いで煙を吸ったときの重さや質感が変わってきます。

 

トレイ(アッシュトレイ、チャコールトレイ)

クレイトップの下にある丸いお皿のようなパーツがトレイです。

アッシュトレイやチャコールトレイなどと呼ばれています。

シーシャ(水タバコ)はその原理や仕組みから必ず「炭」を使用しますので、炭を下に落とさないためのパーツです。

シーシャ(水タバコ)の煙の質や重さなどに関係はありませんが、安全のために必ず取り付けるようにしましょう。

 

ステム(ボディ、シャフト)

パイプボディやシャフトと呼ばれているステムは、シーシャ(水タバコ)のトレイやボトル、ホースなどをつなげています。

シーシャ(水タバコ)の器具を見たときに特に目につくパーツでしょう。

まっすぐなものから意匠を凝らしたものなどさまざまです。

シーシャ(水タバコ)はその原理や仕組みから発生した煙を水で濾過しホースで吸いますが、ステムの大きさや長さにより、煙の温度や重さが変わってきます。

例えばステムの部分が長い場合は、煙がよく冷やされるのでまろやかに感じるでしょう。

 

ボトル(ベース)

紙巻タバコの場合は吸い口にフィルターがついていますが、シーシャ(水タバコ)はその原理や仕組みから、フィルターがありません。

代わりとなるのがボトルやベースと呼ばれている液体を入れるパーツです。

中に入れる液体がタバコのフィルターとなります。

主に水を入れて使用しますが、水と果物、ジュースやアルコールを入れる場合もあります。

水に氷を足すと冷たい煙を吸うことも可能ですし、水の量でも煙の重さや質感がかわってくるのが特徴です。

ボトルにはガラスや陶器、アクリル製のものが販売されていますが、装飾をされているものも多くエキゾチックな見た目を楽しめます。

 

ホース

シーシャ(水タバコ)はその原理や仕組みから、ボトルに入れた液体で冷やし濾過された煙を吸います。

その煙を口に入れるためのパーツがホースです。

ホースは長さやデザイン、素材などが違い、とても多くの種類が販売されています。

どのホースで吸っても煙の味が変わるというわけではありませんが、シリコン製のホースだと敏感な方は薬品臭が気になるかもしれません。

タバコとの比較からわかるシーシャの魅力5点

シーシャ(水タバコ)はエキゾチックな見た目だけでなく、原理や仕組みが紙巻タバコとは違います。

紙巻タバコと比較したシーシャ(水タバコ)の魅力を5点ご紹介します。

 

シーシャの魅力①:ニコチンやタールが少なく味がマイルド

基本的にシーシャ(水タバコ)も紙巻タバコと同様にタバコ葉を使用しているため、ニコチンやタールが含まれています。

ただしシーシャ(水タバコ)の原理や仕組みは、タバコ葉を熱し煙を水にくぐらせ濾過されるため、紙巻タバコについているフィルターよりもより濾過精度が高いです。

また、流通しているシーシャ(水タバコ)のフレーバーは、製造過程で煮たり蒸したりしているため、成分が洗い流されている場合が多いです。

紙巻タバコに比べるとニコチンやタールが少なく、味もマイルドなのが魅力でしょう。

どうしても気になる方にはノンニコチンのフレーバーもおすすめです。

 

シーシャの魅力②:ゆっくりとリラックスできる

紙巻タバコの場合、火をつけて1本吸うのに5~10分程度ですが、シーシャ(水タバコ)の場合は、30分~2時間程度となっています。(量や種類で違ってきます)

シーシャ(水タバコ)は「タバコ」ではありますが、特にリラックス効果が高いのが魅力です。

紙巻タバコよりも深く煙を吸い、ゆっくりと吐き出すことで副交感神経が刺激され自律神経を整える効果がありリラックスできるでしょう。

初心者やタバコが苦手な方にはノンニコチンのフレーバーもあり、専門店では丁寧に教えてくれます。

どなたでもリラックスできるのもシーシャ(水タバコ)の魅力です。

 

シーシャの魅力③:無数のフレーバーが楽しめる

近年紙巻タバコや電子タバコも種類が増えていますが、シーシャ(水タバコ)の魅力はなんといってもフレーバーの種類の多さでしょう。

世界中でシーシャ(水タバコ)のフレーバーが販売されています。

中にはタバコ葉を使用せずにフルーツなどをベースにしたノンニコチン、ノンタールのフレーバーなどもあります。

またシーシャ(水タバコ)のフレーバーは、違う種類を混ぜることも可能です。

フルーツ系やカクテル系、ハーブ系などさまざまなフレーバーがあるので、その日の気分やお好みで選べます。

さらに混ぜ合わせることで自分オリジナルフレーバーを作ることができるのも魅力です。

 

シーシャの魅力④:タバコのように嫌なニオイがない

シーシャ(水タバコ)を吸っているシーンをご覧になった方は煙の量に驚くでしょう。

紙巻タバコの場合は、口で吸って肺に煙を入れていますが、シーシャ(水タバコ)は原理や仕組みが違うので、大きく深呼吸するように、肺で煙をとめないように吸うのが基本です。

そしてゆっくりと深く吐きだすため、紙巻タバコと比べると煙の量も多くなります。

またフレーバーは香りがついていますので、ニコチン特有の嫌な臭いもなく、髪や服に臭いがつくこともないでしょう。

非喫煙者や女性にはノンニコチンのフレーバーもおすすめです。

 

シーシャの魅力⑤:良質なコミュニケーションが楽しめる

シーシャ(水タバコ)専門店では落ち着いた雰囲気の中、シーシャ(水タバコ)を吸うことができます。

量にもよりますが、紙巻タバコより吸うのに時間がかかるシーシャ(水タバコ)は、友人とのコミュニケーションはもちろん、店内で初対面の方とも楽しく語り合えます。

シーシャ(水タバコ)を吸いながらお酒を飲むことができる店舗もあるので、ゆったりとリラックスしながら良質なコミュニケーションがとれるでしょう。

まずは初心者でも楽しめるシーシャバーで魅力を体験してみよう!

まずは初心者でも楽しめるシーシャバーで魅力を体験してみよう!

シーシャ(水タバコ)の原理や仕組み、魅力をご紹介しました。

シーシャ(水タバコ)は自宅でも楽しめますが器具などが必要になるので、初心者はシーシャバーへ行くのがおすすめです。

シーシャバーは落ち着いた雰囲気の店舗が多く、どれを頼めばよいのかわからなくても丁寧に教えてもらえるでしょう。

シーシャバーで魅力的なシーシャ(水タバコ)をぜひ体験してみてください。

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