タバコの代わりになるもの10選を比較表付きで紹介!

健康のためにタバコをやめたい、ニオイが周りに迷惑をかけてしまう、そうは思ってもタバコは中々やめられないもの。
ニコチンによる依存性は強く、やめようという意思だけでは禁煙は難しいです。
そこでおすすめなのが、禁煙や減煙対策ができる代用タバコやお菓子です。
今回はタバコの代用品を10選、効果や手軽さについて比較表付きでご紹介します。
タバコの代わりになるもの【効果・手軽さ】比較表
グッズ名 | 効果 | 手軽さ | 価格の目安 |
禁煙パイポ | ◎ | △ | 300円~ (1箱) |
離煙パイプ | ◎ | ✕ | 13,000円~ (31本セット) |
プルームテック | ○ | △ | 5,000円~ (スターターキット+カートリッジ) |
ニコレス | ○ | ○ | 1,000円~ (20本×3箱) |
ニコノン | ◎ | ○ | 1,000円~ (20本×3箱) |
リキッド式電子タバコ | ○ | △ | 2,500円~ (本体+カートリッジ) |
カートリッジ式電子タバコ | ○ | △ | 4,000円~ (スターターキット+カートリッジ) |
使い捨て式電子タバコ | ○ | ○ | 1,000円~ |
ガム | ✕ | ◎ | 20円~ |
あめ | ✕ | ◎ | 100円~ |
タバコ代用品の比較表がこちらになります。
価格は変動するので、その都度公式サイトなどでチェックしましょう。
タバコの代わりになるもの「禁煙グッズ」
まずは禁煙対策として開発された禁煙グッズを2種類ご紹介します。
①禁煙パイポ

マルマンH&B株式会社が販売している禁煙パイポ・リラックスパイポは、1984年に誕生したベストセラーアイテム。
発売当時からテレビコマーシャルが話題で人気に火がつき、今でも禁煙アイテムとして根強い人気があります。
味はペパーミント味やレモンライム味など、爽やかな香味のラインナップが魅力です。
タバコのように口に咥えて吸えるうえ、ニコチンなどの有害物質を含まずハッカオイルやメントールの涼感が禁煙をサポートします。
また一箱330円とお手頃価格なので、お試しに使ってみるのもおすすめです。
②離煙パイプ

離煙パイプは、病院の禁煙外来でも使われている株式会社マジカルが販売する禁煙アイテムです。
約1ヶ月かけてニコチンの量を徐々に減らしていき、31日後にはニコチン95%カットの状態で吸えるようサポートしてくれます。
離煙パイプは、好きなタバコで禁煙ができるのが特徴です。
パイプにいつものタバコを装着し、いつも通り吸うだけで徐々にニコチン依存を解消するのが目的です。
1日に吸って良い本数は決められてないので、マイペースに禁煙が可能。
少しタバコを減らすというよりは、絶対に禁煙を成功させたい意思がある人におすすめです。
タバコの代わりになるもの「加熱式タバコ」
加熱式タバコは、電熱を利用して吸うタイプのタバコ火を使わないのでタールや煙が発生しない上、ニオイも抑えられているのが魅力です。
また火がつかないので火事などの危険性がありません。
タバコ葉を加熱するのでニコチンが含まれますが、近年ニコチンフリーの商品も人気を集めています。
③プルームテック

プルームテックは、JT(日本たばこ産業)が販売している加熱式タバコです。
カプセルの中にはグリセリンやプロピレングリコール、香料とタバコ葉が入っており、デバイスに装着して喫煙します。
デバイスの充電やカートリッジの交換の手間が必要ですが、ニオイが発生しないのでおうちで気軽に吸えるのが嬉しいポイントです。
なおタールやイヤなニオイが発生しないメリットはありますが、ニコチンは含まれています。
そのため完全に禁煙を目指すというよりは、減煙したい、有害物質が少ないタバコが吸いたい人に向いています。
④ニコレス

ニコレスは、株式会社VUENが販売する加熱式タバコです。
タバコ葉を一切使用せず、紅茶葉や烏龍茶葉などを使っているのでニコチンを含んでいません。
ニコチン中毒になる危険性がなく、自然に禁煙をやめられます。
ニコレスはプルームやグローなど他社の加熱式タバコデバイスで吸えますが、美味しく吸いたいならアイコスが最もおすすめ。
ミントやメンソールなど定番の味はもちろん、ブルーベリーやオレンジなどのフレーバーも増えています。
⑤ニコノン

ニコノンは株式会社MFCが販売している加熱式タバコで、ニコレスと同じく茶葉を使用したタイプ。
日本人向けの茶葉を厳選しているので、クセがなく美味しく吸えるとの口コミが多い商品です。
こちらもアイコスなどの加熱式タバコデバイスに差し込んで吸うタイプで、少し固めなので差しやすく、使い心地も高く評価されています。
こちらもニコノンと同じくニコチンフリーなので、ニコチン断ちをしたい人にはうってつけです。
タバコの代わりになるもの「電子タバコ」
電子タバコは、タバコ葉はもちろん茶葉なども利用せず、香りのついた液体を蒸発させて楽しむタイプの嗜好品です。
VAPE(ベイプ)、電子シーシャとも呼ばれ、中にはフォトジェニックな爆煙を吐けるタイプもあります。
鼻に抜ける香りやメンソールの吸いごたえはありつつ、ニコチンやタールを使用していない点が人気です。
こちらも色々なタイプがあるので、ひとつずつ解説します。
⑥リキッド式電子タバコ

リキッド式の電子タバコは、リキッドタンクに自分でフレーバーを注いで使用するタイプです。
リキッドのフレーバーはかなり種類があり、ミント系からフルーツ系に至るまでいろいろな味を楽しめます。
デバイスのセットを買えばリキッドを追加購入するだけでいろいろなフレーバーが楽しめますが、お手入れが必要なのがデメリット。
リキッドがなくなるたびにお手入れが必要になるので、手間がかかります。
⑦カートリッジ式電子タバコ

カートリッジ式は、中に入っているリキッドを吸い終わったらカートリッジごと交換します。
カートリッジごと交換するので、リキッドタンク内のお手入れの必要がありません。
⑧使い捨て式電子タバコ

使い捨て式は、リキッドがなくなったらデバイス一式すべて捨てるタイプ。
初めて電子タバコを使うから味を知りたい、吸い心地を試したい時にぴったりです。
またお手入れや充電が一切必要ないので、メンテナンスの手間が省けます。
タバコの代わりになるもの「お菓子」
タバコ代わりになるのは、何もタバコ代用品だけではありません。
スーパーやコンビニで気軽に買えるお菓子でも、口寂しさを抑えるだけであれば代用になります。
しかしお菓子は糖分が多いので、摂りすぎには十分注意しましょう。
⑨ガム

タバコを吸えない口寂しさ、ミントやメンソールの爽快感が欲しいならガムがぴったりです。
味がしっかりあるタイプよりも、噛みごたえがあってミントの刺激が強いタイプのほうがタバコ代用に向いています。
またニコチンガムを噛むのも、禁煙したい人にはおすすめ。
ニコチンが微量含まれているので、いきなり禁煙して失敗した人でも徐々にニコチン摂取量を減らせます。
ガムは口に含む時間が長く、噛むことでストレス解消につながるので、禁煙対策として気軽に取り入れられます。
⑩あめ

あめやキャンディもタバコの代わりとして役立つお菓子です。
ガムと比較してミルク系やフルーツなど味が多く、飽きずに楽しめます。
松葉エキスを含んだ禁煙飴もあり、こちらは舐めることでタバコが美味しく感じなくなる効果があります。
あめはガムと比べると口に含む時間が短いので、じっくりと舐めて食べるのがコツ。
禁煙、減煙目的ならガリガリと噛んで食べないようにしましょう。
タバコの代わりになるもので禁煙に挑戦してみよう!

ひとことで禁煙できる代用品とは言っても、これだけの種類があります。
近年水タバコなどの嗜好品の種類も増えているので、上手く付き合いながら徐々に減煙するのがおすすめ。
「禁煙したい!」と言う意思だけでは中々タバコが減らないと悩んでいるなら、禁煙アイテムに頼ってタバコ断ちしましょう。
ひとつのアイテムに固執せず、ガムと電子タバコ、飴と禁煙グッズなど、色々な組み合わせで楽しんでみてください。