シーシャ(水タバコ)は健康に良い・悪い?

近年若者たちの中で流行しているシーシャ(水タバコ)は健康に良いものなのか、悪いものなのかを包み隠さず解説します。
シーシャ(水タバコ)のメリットとデメリットを知って、シーシャの世界を楽しんでみましょう。
シーシャ(水タバコ)が健康に良い6つの理由
シーシャ(水タバコ)には集中力の向上やリラックス効果など健康に良い6つの理由があります。
①集中力が向上する
シーシャ(水タバコ)は仕事や作業に集中させる効果があります。
シーシャ(水タバコ)に含まれている微量のニコチンが集中力向上に役立つのです。
また、深く深呼吸をするようにゆっくりと吸うという、シーシャ(水タバコ)独特の吸い方がさらに集中力を高めてくれます。
②リラックスできる
さまざまな味や香りが楽しめるシーシャ(水タバコ)は、アロマテラピーのようにリラックス効果もあります。
フレーバーには柑橘系やベリー系などフルーティーなものや、ミント系のさっぱりしたもの、デザート系の甘いものがあり、気分に合わせて自分の好きなフレーバーを選びます。
心安らぐ味や香りと共にゆったり空間でゆっくりとした時の流れを楽しめるでしょう。
③リフレッシュできストレス解消できる
特にミント系のスキッとした香りなどはリフレッシュ効果があります。
爽やかさが全身に行き渡り、日頃のストレスから解放してくれます。
大きく深呼吸するようにシーシャ(水タバコ)を楽しめば、より一層心が軽くなるでしょう。
④コミュニケーションが円滑になる
シーシャ(水タバコ)は熱く語り合いたい時や悩み事を打ち明けたい時など、コミュニケーションツールとして大活躍します。
1回のシーシャ(水タバコ)が1時間から2時間かかるので、心を落ち着かせながら真剣な話をする時に適しているでしょう。
また、今まで以上に仲を深めたいという時にも有効です。
⑤タバコが苦手でも楽しめる
シーシャ(水タバコ)はタバコ臭さが感じられないため、タバコが苦手な方でも気軽に楽しめます。
シーシャ(水タバコ)の中にはニコチンフリーのものもあるため、店員さんにおすすめを教えてもらいましょう。
⑥非日常を大切な人と共有できる
シーシャ(水タバコ)は私たちに非日常的な空間を提供してくれます。
非日常的な空間はシーシャ(水タバコ)だからこそ味わえるものです。
恋人や友人など大切な人と共有すれば、より仲を深められるでしょう。
シーシャ(水タバコ)が健康に悪い理由5つ
シーシャ(水タバコ)は吸い過ぎると健康を悪くする可能性があります。
①ニコチンの中毒性がある
シーシャ(水タバコ)には微量なニコチンが含まれるため中毒性があります。
紙タバコに比べると少量ですが、人によっては紙タバコなどを吸い始めるきっかけになり、依存症の可能性もゼロではありません。
②吸いすぎて頭痛などが起きる可能性がある
シーシャ(水タバコ)の正しい吸い方ができていないうちは、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
短時間でシーシャ(水タバコ)を吸おうとしたり、換気の悪い店内に長時間いたりすると、頭が痛くなったり気持ちが悪くなったりする場合もあります。
③ガンのリスクがある
最近の研究でシーシャ(水タバコ)には、約100数種類の発ガン性物質が含まれていることが明らかになりました。
またフレーバーに使用されている「アクロレイン」という物資も、発ガン性物質として懸念されています。
④肺への影響がある
シーシャ(水タバコ)はゆっくりと深呼吸をするように吸うため、少なからず肺に煙が入ってしまいます。
煙を肺に取り込むため肺ガンや肺の病気かかるリスクも高くなります。
⑤心血管疾患のリスクがある
シーシャ(水タバコ)は紙タバコに比べると、約6.5倍から10倍の一酸化炭素が含まれています。
シーシャ(水タバコ)を吸っている時に多くの一酸化炭素を身体に取り込むため、十分な酸素を供給しようと心臓が激しく作用します。
そのため、心臓発作や脳卒中などの心血管疾患のリスクが高まります。
参考サイト:e‐ヘルスネット たばこの形態
⑥感染症リスクがある場合も
シーシャ(水タバコ)は本体にマウスピースを装着して楽しみます。
お店によってはマウスピースの不適切な洗浄により、結核による細菌感染、ヘルペスや肝炎によるウイルスなど感染症が起きる可能性があります。
インフルエンザシーズンなどは注意が必要です。
シーシャ(水タバコ)は健康を考えながら楽しもう

シーシャ(水タバコ)は心身にリラックス効果や集中力向上などを与えるメリットがある反面、健康被害も心配されます。
リスクがあることも視野に入れながら、シーシャ(水タバコ)の世界を楽しみましょう。