水タバコを自作する方法や必要な材料などを紹介

これから初めてシーシャを吸いたい、手軽に水タバコを楽しみたいなら、水タバコをDIYしてみませんか?
シーシャ一式や簡易水タバコは売っているものの、思い通りの水タバコが吸えないとなると数千円ほど損することになります。
しかし自作であれば、ホームセンターや全国にあるダイソーやセリアなどの100円ショップで買える道具で水タバコが作れます。
この記事では自作水タバコの作り方を徹底解説!
作り方や吸い方、注意点に至るまで網羅しています。
水タバコを自作する方法
まずは水タバコを自作する方法について、材料や道具、作り方を説明します。
ほとんど家にある道具でできるので、事前に準備して挑戦してみましょう。
必要な材料
- ふたとストロー付属のスムージーカップ
- エアチューブ
- ろうと
- 金属製ごみ取りネット
- 太めのストロー
必要な材料は、上記の5つとフレーバーとココナッツの炭です。
フレーバーやココナッツの炭は専用のものを用意しましょう。
木炭でも代用可能ですが、木炭の場合はフレーバーに木の匂いが混ざるのでおすすめしません。
ココナッツの炭はほのかなココナッツの香りが加わるので、シーシャの炭に適しています。
また太めのストローはエアチューブに口を直接つけたくない人のための材料なので、気にしない人は必要ありません。
必要な道具
- ビニールテープ
- アルミホイル
- はさみ(カッターナイフでも可)
- 電動ドリル(きりや千枚通しでも可能)
必要な道具は上記の4つです。
電動ドリル以外は100円ショップでも購入可能なので、家にない場合は購入しておきましょう。
水タバコの作り方
それでは具体的に水タバコ(シーシャボトル)の作り方を見てみましょう。
①カップのふたにエアチューブを通す穴をあける
まずはカップのふたに、ストローとは別のエアチューブを通す穴を開けます。
ストローが通っている穴がないカップの場合は、2つ穴を開けてください。
このとき電動ドリルがあると楽ですが、きり(千枚通し)やドライバーを使って、徐々に穴を広げてもOK。
ふたの素材はアルミなので、無理に力を使わなくても簡単に開けられます。
②エアチューブを穴に通し加工する
次にエアチューブを先程開けた穴に通し、長さを調節して固定します。
差し込むエアチューブの長さは、ストローよりも短めにするのがコツ。
カップに水を入れた時、エアチューブの先端が水面に浸からない程度の長さに整えましょう。
固定する時はビニールテープをふたの上下部分に巻き付け、開けた穴よりも太くなるようにして固定します。
③カップのふたのストローを加工する
元々カップに付属していたストローの長さを調節します。
カップの底面にくっつくほどの長さでは、煙が効率よく水を通っていきません。
そのため、ハサミで3cmほど切っておきましょう。
付属のストローはやや硬い素材ですが、ハサミでも切れます。
そしてストローがズレないよう、ビニールテープで固定します。
この硬い素材のストローは上部にフレーバーと炭を乗せたシーシャをつけるので、フタとストローがグラグラ揺れないようしっかりテープで固定してください。
④ろうとをアルミホイルで包む
ろうとがプラスチック製の場合は、アルミホイルでくるんでおきましょう。
ろうとは灰が落ちたりごみ取りネットに置いた炭の熱が伝って、溶ける可能性があります。
ろうとがステンレスなど熱に強い素材の場合は、この作業は不要。
しかしアルミホイルで包むとフレーバーの処理も楽なので、包むやり方がおすすめです。
包んだ後は、中央に穴を開ける作業を忘れずに行いましょう。
またろうとの尖った先端部分を切っておくことで、ストローと固定しやすくなります。
⑤ゴミ取りネットをアルミホイルで包む
次にごみ取りネットも金属製だと熱くなって大変危険なので、アルミホイルで包みます。
こちらは炭を置く役割なので、真ん中の凹んでいる部分はアルミを巻かないようにしましょう。
周りの部分だけアルミホイルで包んだらOKです。
なお動画では7cm系のものを使っていますが、ろうとのサイズ感が合うのであれば6cmの小さめのもので大丈夫です。
⑥太めのストローを吸い口としてエアチューブに取り付ける
カップに付属していたストローとは別に、太めのストローをマウスピースのように使うと衛生的です。
もしも太めのストローがエアチューブと太さが合わない場合は、タピオカ用のストローがおすすめです。
エアチューブに太めのストローを差し込んで、これもビニールテープで取り付けます。
自作水タバコの使い方

シーシャボトルができあがったら、実際に水タバコを吸ってみましょう。
自作水タバコも使い方や吸い方は通常のシーシャと同じです。
ケガなどに注意して行ってください。
①ろうとにフレーバーを敷き詰める
まずはろうとにフレーバーを擦り付けるように敷き詰めます。
このとき敷き詰める量は、ろうとに薄く敷き詰める程度で十分。
多すぎると穴を塞いでしまいます。
穴にフレーバーが落ちないよう気をつけつつ、割り箸や指などでろうとにくっつけるようにフレーバーを乗せましょう。
②ココナッツ炭の全体が白くなるまで加熱する
次にココナッツの炭を加熱します。
十分加熱していないと煙が発生しないので、表面が白くなるまでしっかり加熱しましょう。
ココナッツの炭は木炭と違ってゆっくりと燃えるため、焦らずじっくり加熱するのがポイントです。
③加熱したココナッツ炭をゴミ取りネットに乗せる
加熱したココナッツの炭を、アルミで包んだゴミ取りネットに乗せたらシーシャを吸う準備は完了です。
ろうとに敷き詰めたフレーバーが熱されて、発生した煙はカップの中に溜まっていきます。
そしてカップの中に煙が溜まるまでしばらく待ったら、エアチューブ(もしくはそこに固定したストロー)に口をつけて吸います。
ボコボコと水泡ができるほどゆっくりと強めに吸い、モワーっと吐き出せばシーシャ独自の香りを楽しめます。
自作水タバコを使う上での注意点

自作水タバコは数百円で手軽にDIYできるのが魅力です。
しかし自作するからこそ発生する注意点もあります。
最後に、自作水タバコを作ったり使う上で注意が必要な点を解説します。
炭の落下に注意が必要
自作水タバコは加熱した炭を使うので、火の扱いには十分注意しましょう。
特にむき出しの炭を屋内で使うのはNGです。
家具や衣類に火が移るとまたたく間に広がり、大変危険です。
ろうとが溶けてしまう可能性がある
ダイソーなどの100円ショップに置いてあるろうとは、基本的にプラスチック製です。
プラスチックは熱に弱く、炭が直接触れると溶けてしまう可能性があります。
上記で解説しましたが、プラスチック製のろうとを使うときは必ずアルミホイルでしっかり保護しましょう。
もし熱に強い素材(ステンレスなど)のろうとがある場合は、そちらが最適です。
エアチューブの長さと水の量に注意
ふた付きカップの中にエアチューブを差し込む時、あまり長く差し込むのは注意が必要です。
シーシャは水を通した煙を吸うので、エアチューブの先端は必ず水面より上に持っていくのが必須。
あまりにエアチューブが長いと水面が近くなり、煙を吸い込むときに水も一緒に吸い込んでしまいます。
そのため、エアチューブはふた付きカップの中に数センチはみ出すくらいにしておくのがおすすめです。
水の侵入を気にせず、かつ固定しやすい長さを見極めましょう。
ケガや事故のないよう注意しつつ水タバコの自作にチャレンジしてみよう!

本格的なシーシャの道具と比べたら見た目もチープな上に、煙を調節できる逆止弁などはなく不便です。
しかし、自作だと100円ショップで揃う材料(400円程度)とフレーバーと炭があれば、気軽にシーシャが楽しめるのが魅力。
わざわざ遠い地域のシーシャバーに出向かなくても、高い一式セットを買わなくても、とりあえずシーシャを試してみたい場合はチャレンジする価値ありです。
刃物や火を扱うのでケガや事故がないよう細心の注意を払いつつ、自作水タバコに挑戦してみましょう。