シーシャで輪っかを作るコツと注意点を紹介

シーシャの煙を使って輪っかを作ったり、煙をデザインすることをシーシャトリック(またはフーカートリックやスモークトリック)といいます。
このシーシャトリックはInstagramなどのSNSでも話題の手法で、見た目が映えるので話題を集めています。
一見難しそうに見えますが、コツを掴めばほとんどの人が1日で習得可能です。
注意点やコツを理解して、カッコいいシーシャトリックにチャレンジしてみましょう。
また、輪っかの作り方は一度習得してしまえば、タバコやベイプ(電子水タバコ)に応用できます。
シーシャで輪っかを作る4つのコツ
まずはシーシャで輪っかをキレイに作れる4つのコツをご紹介。
このコツを踏まえれば、フォトジェニックな輪っかを簡単に作れます。
一度コツを習得すればあとは簡単なので、ぜひ挑戦してみましょう。
①煙の量を多めにする
まずは煙を吸わないと始まりません。
リラックスして息を吐ききり、たっぷりと煙を吸いましょう。
煙の量は多いほうが、効果的に輪っかを作れます。
煙が少ないときは、シーシャの火力が落ちていたりフレーバーが均等に燃えていない可能性があります。
煙の量を増やすには、店員さんに炭を交換してもらったり、フレーバーを混ぜてもらったりなど一度相談してみましょう。
フレーバーの種類や器具によっても煙の量は変わってくるので、爆煙が期待できるお店に行くのもおすすめです。
②口の形を丸くする
シーシャの煙を吐き出すときの口の形は、輪っかを作るときの重要ポイント。
唇を少しすぼめ、きれいな◎の形になるように口を開けます。
ただ口を丸くするだけでなく、唇に少し力を入れて尖らせるか歯を巻き込むような形で◎を作ります。
自分がイメージするよりも、少し大きめに丸く口を開けるときれいな輪っかが出来上がります。
このとき舌をそのままにせず、舌の上側をくぼませる感覚で下顎にぴったりとフィットさせましょう。
そうすることで気道が確保でき、濃い煙の輪っかをきれいに出せるようになります。
③空気を吐きすぎない
シーシャの煙を吸い込んだら、少しの間口の中にとどめます。
そして吐き出すときは、最初少しだけ煙を吐くのがポイント。
シーシャは最初に出す煙が薄いので、輪っかを作るときは始めの煙を少し吐いてからにしましょう。
次に口を丸くして、「ホッホッホッ」とお腹に力を入れて吐き出します。
吐き出すときはお腹の空気を喉で調節しながら輪っかを出すイメージで吐き出すと、上手くできます。
空気を一気に吐き出すと◎がいくつも作れないので、メリハリをつけて咳をするように煙を吐きましょう。
④風の流れが少ない場所で作る
いくらキレイに輪っかができても、風が多い場所ではできた輪っかがすぐ崩れてしまいます。
シーシャカフェやバーでは屋外で吸えるお店もありますが、そのときは風が止んでいるタイミングで行いましょう。
屋内のシーシャカフェやバーの場合は、エアコンの風下ではない場所が効果的です。
また、人の通りが多いところも風の流れが発生しやすい場所。
一番奥の席であれば人があまり多く通らないので、煙の輪っかを作るのにおすすめです。
シーシャで輪っかを作る際の吸い方の注意点
シーシャの美味しさを保ち、輪っかの作りやすい煙を作るには、吸い方が重要です。
ただなんとなく吸うだけよりも、ポイントを抑えるだけで爆煙かつ美味しい煙が吸えます。
下記の注意点を踏まえて、美味しいたっぷりとした煙で輪っかを作りましょう。
ボトルに煙が溜まっている状態で吸う
吸う前に確認しておきたいのが、ボトルに煙が溜まっているかどうかです。
シーシャはボトルに溜まっている煙を吸い込むことでトップに置いてあるフレーバーが燃焼し、そこで発生した煙がまたボトルに溜まります。
そのため濃い煙を吸うには、事前に煙がボトルに溜まっている状態で吸うのが効果的。
濃い煙を吸えるようになるには、ボトル内の空気を循環させるのが必要不可欠です。
すでに煙がボトルに溜まった状態で吸いましょう。
強く長く吸う
輪っかを作るには、煙の量が多くないときれいに形作ることができません。
多く煙を吸い込むには、強く吸い込むことが大前提。
そして強いだけでなく、できるだけ長く吸うのが大切です。
シーシャボトル内の水を長くブクブクさせるほど、強く眺めに吸うのがコツです。
イメージとしては、シェイクやスムージーなどとろみのあるドリンクを飲む時のように強く吸う感覚です。
ゆっくりと吸う
強く長くと同時に、慌てて吸わずゆっくり吸い込むのもポイントです。
早く吸ってしまうとシーシャトップの炭の燃焼が早まり、フレーバーが焦げてしまうことも。
フレーバーが焦げると煙がシーシャボトルの中で上手く循環しなくなったり、味が焦げっぽくなります。
肺活量に自信がない人は、吸う前にしっかりお腹を凹ませるくらい息を吐ききっておくと効果的。
輪っかを上手く作るには、美味しく焦がしにくく吸うのも大切です。
シーシャで輪っかを作るその他の注意点

シーシャを吸いに来たのなら、美味しくかつ楽しく吸いたいものです。
最後にシーシャで輪っかを作るときの吸い方以外の注意点について解説します。
輪っかを作るためのコツではありませんが、シーシャを最大限安全に楽しむためにも注意点を踏まえておきましょう。
味が落ちてきたタイミングで輪っかを作るのがおすすめ
シーシャの味や香りは、ゆっくりと口の中や鼻を通ってモワっと吐き出すことで最大限楽しめます。
輪っかを作るときはそこに意識が集中するうえ、輪っかを作るタイミングは一気に煙が出るので、シーシャの味を楽しめなくなります。
そのため輪っかを作ろうとするなら、味がやや落ちてきたタイミングがおすすめ。
シーシャが提供されてすぐは煙を味わい、落ちてきたら煙を輪っかにして楽しみましょう。
連続して練習しないように注意
煙の輪っかを作るときはたっぷりの煙が必要になるため、連続して練習するとフレーバーの燃焼を早めます。
シーシャが早く燃焼してしまうと、味が落ちるペースが早くなったりフレーバーが焦げてしまいます。
さらにシーシャを連続してたっぷり吸ってしまうと、一酸化炭素中毒に陥ることも。
一酸化炭素は血中のヘモグロビンと結合し、酸欠状態を引き起こします。
連続して輪っかの練習をして頭痛やめまいが起こったら、すぐに中止して一旦休憩しましょう。
上手く輪っかが作れないときほど、連続して練習したくなりますが、焦らず呼吸を整えたり口の形を確認したりと、休憩をはさみながら練習することが大切です。
輪っか作りは普段と違うシーシャの楽しみ方

シーシャはフレーバーの味や香りを楽しむのはもちろん、シーシャトリックで遊べるのも人気が広がっている要因です。
輪っかが作れるようになればSNS映えができるうえ、話のネタや新しいトリックの開発などシーシャの楽しみ方が広がります。
輪っかを作るにはスムージーを飲むようにたっぷりと吸う、大きめを意識して口を開ける、咳をするように吐き出すの3つが重要。
また一酸化炭素中毒にならないよう、シーシャの輪っかを一回練習したら少し時間を置くことも、安全に楽しむために大切です。
輪っかを作るコツをつかんで、爆煙シーシャを提供しているお店で存分に楽しみましょう。
最初は大きい口を開けて吐き出すことに抵抗や恥ずかしさがありますが、恥を捨ててやってみると形も濃さも理想的な輪っかができあがります。