ヴェポライザーの匂いは強い?他のタバコ、VAPE、シーシャなどとも比較!

ヴェポライザーの匂いについて詳しく解説

ヴェポライザーの匂いについて詳しく解説

健康面への影響や匂いの強さが控えめであることを理由に、紙巻きタバコからヴェポライザーに乗り換える人が増えています。

特に匂いの強さは、エチケットや清潔感を左右するので気になるポイントです。

今回はヴェポライザーの匂いについて徹底検証、他のタバコ類と比べて匂いの強さはどのくらいか比較しました。

 

ヴェポライザーってどんな匂い?

ヴェポライザーってどんな匂い?

ヴェポライザーとは気化する機器全般を指しますが、一般的にはタバコ葉を蒸して吸う喫煙具のことを意味します。

ここではヴェポライザーから漂う匂いについて、扱うタバコや中身の種類別に解説します。

 

①シャグの匂い

シャグとは、手巻きタバコ用に加工されたタバコ葉のことです。

ヴェポライザーもこのシャグを使用することが多く、蒸したときに出る煙を吸うのがヴェポライザーの楽しみ方です。

加熱する前段階のシャグは、葉タバコそのものの匂いがします。

しかし匂い自体は紙巻きタバコよりは控えめ、吸うときも火で直接燃やさないので匂いはそこまで強くありません。

ヴェポライザーに使うシャグは別途香りを足しているものもあれば、無着香のものもあります。

着香しているシャグは、無着香のものよりは匂いが強い傾向です。

 

②リキッドの匂い

リキッドは電子タバコ用に開発された液体のことで、ヴェポライザーに装填して気化させ、蒸発した煙を楽しみます。

リキッドを扱うヴェポライザーは別名ベイプ(VAPE)と呼ばれており、タバコ葉を使用していないのでノンニコチンノンタールのものも豊富です。

グリセリンやPG、香料を混ぜたものなので、ややケミカルかつ香料がダイレクトに香ります。

 

③ワックスの匂い

ワックスとはタバコの成分を抽出して固形化したもので、蝋のような質感が特徴です。

ワックスは日本では整髪料やコーティング剤を意味することが多いですが、ヴェポライザーで蝋状になったタバコ成分を気化させて吸うものも「ワックス」と呼びます。

ヴェポライザーのアトマイザーやコイルにワックスが付着するように塗り、セットして加熱したら吸えます。

ワックスはタバコの成分が凝縮しているので、リキッドよりはタバコの香りが強く感じられます。

 

加熱時の匂いを他のタバコと比較

加熱時の匂いを他のタバコと比較

ヴェポライザーはシャグやリキッド、ワックスを気化させて煙を楽しみますが、加熱時の匂いの度合いを一般的なタバコなどと比較してみました。

ここではヴェポライザー=シャグを加熱して煙を吸う喫煙具として、他のタバコと比較します。

 

紙巻きタバコ vs ヴェポライザー

紙巻きタバコはタバコ葉に直接火をつけて煙を楽しむので、ヴェポライザーよりタバコの匂いがキツくなります。

紙巻きタバコで喫煙していた人がヴェポライザーにチェンジしてしばらく期間が経つと、紙巻きタバコの匂いに敏感になったとの声もあります。

しかし非喫煙者にとっては、ヴェポライザーであっても多少はタバコの匂いに気が付きます。

ヴェポライザーの匂いは、紙巻きタバコより弱い程度と考えておきましょう。

 

加熱式タバコ vs ヴェポライザー

ICOSやプルームテックなどの加熱式タバコは、直接タバコ葉に火をつけず加熱して出た煙を吸います。

そのため、仕組み自体はタバコ葉を使用したヴェポライザーと同じです。

しかし加熱式タバコの場合、使用するデバイスによって加熱温度がかなり異なります。

ヴェポライザーは一般的に170~220度ほどの加熱温度ですが、加熱式タバコは300度以上もの熱を使うデバイスがあります。

加熱する温度が高ければ高いほど焦げ臭くなったり、匂いが発生しやすくなります。

とくに加熱式タバコの中でもICOSは加熱温度が高いため、その独特な匂いが「ICOS臭」とも呼ばれています。

逆に加熱式タバコでもプルームテックは30〜40度と加熱温度が低いため、ヴェポライザーよりも嫌な匂いは抑えられています。

 

VAPE vs ヴェポライザー

VAPEはリキッドを蒸発させて喫煙する電子タバコで、喫煙の仕組み自体はリキッドを使ったヴェポライザーと同じです。

VAPEはタバコ葉自体を使用していないため、ニコチン臭などはありません。

稀にタバコ葉から抽出した香料を使用しているVAPEがありますが、基本的にほとんどのVAPEが発するのはメンソールや香料の匂いです。

シャグを使用したヴェポライザーの場合は、当然VAPEより匂いがキツくなります。

 

シーシャ vs ヴェポライザー

シーシャはタバコ葉を使用しているフレーバーであれば、多少の匂いはつきものです。

しかしノンニコチンフレーバーであれば、ニコチンの匂いはかなり抑えられています。

またシーシャは水をフィルターにしているため、ニコチンなどの水溶性有害物質の匂いはほとんど感じません。

フレーバーの香りも強いため、シーシャはシャグ使用のヴェポライザーよりはイヤな匂いが発生しにくい場合が多いです。

 

吸い殻の匂いを他のタバコと比較

吸い殻の匂いを他のタバコと比較

タバコ類の匂いがキツいのは、加熱時だけではありません。

喫煙し終わった吸い殻も、部屋や服に嫌な匂いを残すことがあります。

ここでは吸い殻の匂いを、ヴェポライザーと他のタバコで比較してみました。

 

紙巻きタバコ vs ヴェポライザー

紙巻きタバコは直接タバコ葉を燃やすため、どうしても焦げ臭い匂いや灰っぽさのある匂いが残りがちです。

とくに紙巻きタバコは焼けた後の灰も匂いの元になる原因です。

これを防ぐには、耐熱性と機密性の高いポケット灰皿を持ち歩くなどの対処が必要になります。

ヴェポライザーは灰が出ないため、紙巻きタバコと比べたら匂いは控えめです。

 

加熱式タバコ vs ヴェポライザー

加熱式タバコやヴェポライザーも、吸い殻は強い匂いを発生します。

とくにICOSなどの加熱温度が高い加熱式タバコは、吸い殻も匂いがキツくなりがちです。

吸い殻を捨てるとき耐熱性のある灰皿を使う必要はないので、気密性の高い容器や袋を利用して捨てましょう。

 

髪や衣服への匂いの付き方を他のタバコと比較

髪や衣服への匂いの付き方を他のタバコと比較

次に髪や衣服へ匂いがつきやすいタバコについて、ヴェポライザーと比較します。

結論を先に言うと、髪や衣服へ嫌な匂いがつくのはほとんどタールが原因です。

そのため、タールの量が髪や衣服への匂いのつき方を左右します。

髪や衣服についた匂いは、エチケット面でも重要です。

煙の匂いだけでなく、髪や衣服につきやすいタバコの種類も知っておきましょう。

 

紙巻きタバコ vs ヴェポライザー

紙巻きタバコはニコチンやタールを含むため、タバコ類の中でもとくに髪や衣服に匂いがつきやすいです。

また一度ついた紙巻きタバコの匂いは取れにくく、香水や柔軟剤などで対処する必要があります。

一方ヴェポライザーはタバコ葉を蒸して発生した蒸気を吸うので、タールの量は少なく匂いも控えめです。

タールが少ないと髪や衣服へ服がつきにくいため、匂いが気になる人にも吸いやすいのがヴェポライザーなのです。

 

加熱式タバコ vs ヴェポライザー

加熱式タバコは紙巻きタバコと比較してニコチンやタールの量は減るものの、やはり加熱温度が高いと匂いが発生しやすくなります。

そのためシャグ使用のヴェポライザーよりは加熱式タバコの方が匂いの付着しやすさも強め、加熱式タバコ独特の匂いもあります。

加熱式タバコは、加熱温度で匂いの強さも髪や衣服への匂いのつきやすさも変わります。

匂いが気になる人は、加熱式タバコのデバイスの加熱温度にも注目して選びましょう。

 

VAPE vs ヴェポライザー

VAPEは香りのついたリキッドを加熱するだけなので、出ている煙はヴェポライザーと同じくほぼ水蒸気です。

そのためVAPEとヴェポライザーの匂いのつきやすさは、ほとんど同じかシャグ使用のヴェポライザーが少し強めな程度です。

VAPEの匂いのつきやすさは、フレーバーや香料の配合具合によって変わってきます。

ノンニコチンノンタールのVAPEは数多く販売されており、嫌な匂いはほとんど発生しないものが多いです。

 

シーシャ vs ヴェポライザー

シーシャは蒸した煙が水を通るので、嫌な匂いはほとんど発生しません。

タールも紙巻きタバコと比べたら遥かに少なく、ヴェポライザーとほとんど変わりません。

その代わりシーシャはフレーバーの香りが強いため、その匂いが髪や衣服につくことがあります。

 

ヴェポライザーなら紙巻きタバコより匂いを抑えられる!

ヴェポライザーなら紙巻きタバコより匂いを抑えられる!

ヴェポライザーは紙巻きタバコを利用して喫煙できるタイプもありますが、それでも匂いはかなり抑えられます。

直接タバコ葉を燃やさないヴェポライザーは、匂い対策ができる喫煙具としても優秀です。

紙巻きタバコのようにガッツリ吸いたいけど匂いが気になるなら、ぜひヴェポライザーを取り入れてみましょう!

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