タバコのクラクラはどれくらいで慣れる?対処法や直し方3つも紹介!

タバコのクラクラ(ヤニクラ)にはどのくらいで慣れるのか解説

タバコのクラクラ(ヤニクラ)にはどのくらいで慣れるのか解説

タバコを吸うと頭がクラクラしたりめまいや吐き気がしたりする「ヤニクラ」という症状が起きる場合があります。

初めて吸う方や愛煙家でもしばらくタバコを吸っていないと、クラクラして不快感を覚えるでしょう。

タバコを吸うとその状態がずっと続くのか心配な方もいます。

クラクラしたり吐き気は吸っているうちに慣れるのか、ヤニクラになった場合の対処法や予防法、治し方を解説しますので参考にしてください。

 

慣れるまでの時間や回数には個人差がある

タバコを吸うと吐き気やめまい、なぜか頭がクラクラして気分が悪くなる方も多いです。

ニコチンやタールに慣れていない方がなりがちですが、しばらくタバコを吸っていない愛煙家でもなる可能性は高いです。

慣れるとクラクラすることはなく、タバコ本来の味を楽しめるのですが、慣れるまでの回数には個人差があります。

頭がクラクラするのは主にニコチンによるものです。

1箱程度で慣れる方もいますし、2~3箱、または、1週間、一か月タバコをすっていてもクラクラする方もいます。

身体がニコチンに慣れるのは人それぞれです。

元々の体質でニコチンに慣れることのない方は、いつまでたってもタバコをすう度にクラクラしてしまうでしょう。

 

ヤニクラにならない吸い方を身につけるのが大切

身体がニコチンに慣れるとクラクラすることもありませんが、最初はタバコを吸う、吸い方に気をつけましょう。

煙を吸う際にあまり大量に吸うのはおすすめできません。

ヤニクラが起きない程度の少量の煙を吸ってみましょう。

また、初心者の方はいきなり肺に煙を入れずに、口で吹かす程度で吸ってみるとヤニクラを起こしにくいです。

クラクラして気分が悪くなるということは、身体に無理がかかっています。

自分で無理のない吸い方を身につけましょう。

 

ヤニクラが起こる理由を知って対策に役立てよう

ヤニクラが起きる原因は様々です。

  • 血管収縮
  • 血流低下
  • 酸欠
  • 体調不良
  • 体質

タバコの依存症の原因でもあるニコチンは血管を収縮させます。

血管が収縮すると血圧があがるため頭がクラクラするでしょう。

また、タバコの煙には一酸化炭素が多く含まれています。

一酸化炭素は血流を低下させたり、脳や体内の臓器への酸素供給を低下させます。

血流が止まると貧血状態になりますし、酸素不足で酸欠にもなってしまうでしょう。

体調不良の場合もヤニクラを起こしやすいです。

寝不足や体調が悪いときには、ニコチンや一酸化炭素がより影響しやすいです。

体質ですが、ニコチンを分解する酵素をもたない方や少ない方がいます。

そういった方は、いつまでもニコチンに慣れることはないので注意してください。

 

タバコのクラクラ(ヤニクラ)の対処法・予防法

タバコのクラクラ(ヤニクラ)の対処法・予防法

タバコを吸って頭がクラクラする「ヤニクラ」の症状は、主にニコチンが原因です。

そのため、タバコ葉を使用している加熱式タバコやシーシャでもヤニクラになる可能性があります。

対処法や予防法を知って、上手にタバコと付き合いましょう。

 

①十分に間隔を置いて吸う

1本吸い終えたらすぐに次のタバコに火をつけて吸うような吸い方を「チェーンスモーク」といいます。

このような吸い方をすると、一時に大量にニコチンや一酸化炭素を体内に取り入れることになります。

そのため、よりヤニクラを起こしやすいでしょう。

タバコを吸ってクラクラしやすい方は、タバコを吸う間隔を十分に開けるのがおすすめです。

 

②しっかり換気する

タバコは吸わずに火をつけて置いている間も「副流煙」が出ています。

副流煙には、もちろん、ニコチンや一酸化炭素が含まれています。

さらに、吸ったときに吐き出される「呼出煙(こしゅつえん)」にもそれらは含まれています。

そのため換気を行わない空間でタバコを吸い続けていると、ヤニクラを起こすでしょう。

喫煙所や喫煙可の店舗など多くの方がタバコを吸っている場所も注意が必要です。

ヤニクラを起こしがちな方はそういった場所では吸わないようにするのがおすすめです。

 

③しっかり食事を摂る

空腹のときは胃が胃酸の影響を受けやすいです。

タバコを吸うと胃酸が増えるため、胃が痛くなる場合もあります。

タバコを吸う場合は、しっかりと食事を摂ってください。

また、飲酒時にも注意が必要です。

アルコールを摂取して呼吸が早くなると、酸素を取り込めなくなり、吐き気やめまいを起こしてしまいます。

その状態でさらにタバコを吸うとより悪化してしまいます。

飲酒時は体調が悪くなることが多いので、喫煙はやめた方が良いでしょう。

 

④体調を整える

身体の抵抗力が弱くなっていると、タバコのニコチンや一酸化炭素がより影響します。

頭がクラクラするのは、脳の血管収縮や血流低下のせいですが、それらは全身の血管に影響を与えます。

胃の血流が低下すると吐き気を起こしますし、手足の末端が冷えて痺れる場合もあります。

睡眠不足や体調不良のときには、タバコを吸うのは避けましょう。

 

⑤ニコチン・タール量の高いタバコは避ける

「ヤニクラ」が起きる原因は主にニコチンと一酸化炭素です。

「タール」そのものには、ヤニクラを起こす原因はありません。

ただし、市販されているタバコはタール値が高いと概ねニコチン量も多いです。

ヤニクラを起こしやすい方、初心者の方はタバコを購入するときに、ニコチンとタールの量にも注意してください。

 

⑥タバコを吸わない

もともとニコチンを分解する酵素をもたない方や少ない方がいます。

そういった方は、どれだけ吸っていてもクラクラするのが治ることはないでしょう。

何度吸ってみてもヤニクラを起こすのであれば、そういった体質の可能性が高いです。

残念ですが、タバコを吸わないという選択しかありません。

 

タバコのクラクラ(ヤニクラ)の直し方

タバコのクラクラ(ヤニクラ)の直し方

ヤニクラは軽度の場合「頭がクラクラする」「眩暈がする」といった症状が起きます。

次に、軽度から中度になると「吐き気」「痺れ」が起きるでしょう。

重度になると失神や気絶してしまう場合もあり危険です。

そのためまだ軽度の状態で治すようにしましょう。

 

①休憩する

まずはタバコを吸うのをやめてください。

もし喫煙所や喫煙可の煙が充満している店内にいる場合は、外へ出るのが良いでしょう。

外へ出て少し気分が良くなれば、ストレッチやマッサージなどで、血流をよくするのも効果的です。

ただし、頭がクラクラして眩暈がひどいのであれば動くのも危険なため、締め付けている服装を外し楽な姿勢で横になってください。

 

②水分を取る

ヤニクラは体内に有害物質が入っているため起こります。

そのため、水分を摂ってそれらを排出しましょう。

体内の水分が少なくなると血液が粘度を持ち血流も悪くなります。

また、タバコを吸うと胃酸が増えるため胃が痛くなる場合があります。

そのようなときにも水分をとることで胃酸を流すことができるでしょう。

気分が悪くないのであれば、胃酸の分泌を抑える炭酸水もおすすめです。

 

③深呼吸をする

一酸化炭素で酸欠を起こしている場合は、深呼吸をして新鮮な酸素を取り入れましょう。

ゆっくりと落ち着いて深呼吸することで、肺や消化器官が刺激されます。

血流が良くなるため、脳へも十分な酸素が届くようになるでしょう。

あせらず、落ち着いて呼吸することが大切です。

 

タバコは無理せず自分のペースで楽しもう!

タバコは無理せず自分のペースで楽しもう!

タバコを吸って頭がクラクラしたり吐き気が起きる「ヤニクラ」。

ヤニクラはどのくらいで慣れるのか、また、対処法や治し方を解説しました。

ニコチンに慣れるのには個人差があります。

慣れるまでは無理をせずにクラクラしないよう、自分のペースで楽しんでください。

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